富弘美術館沿革

沿革

1989年、「ふるさと創生事業」の事業案を東村の村民にアンケートしたところ、「村に星野さんの美術館を造るのがよい」という声が多くあがり、推進会議がスタート、当時ほとんど利用されていなかった社会福祉会館を転用、増改築して美術館にすることが決定し、1991年、星野さんの故郷、群馬県勢多郡東村(現 みどり市東町)に富弘美術館は開館しました。
美術館をつくる計画があがった当初、星野さんは「どうせハコものはつくっても、そのうちクモの巣が張ってしまうのでは……」とためらっていたといいますが、連日たくさんの来館者でにぎわい、開館96日目で入館者が10万人を超えました。

2005年、手狭になった美術館の建て替えのために世界中から設計案を募集。シャボン玉を集めたような円い部屋を組み合わせた設計案がコンペで選ばれ、新しい美術館に生まれ変わりました。2005年には入館者が500万人を超えました。

富弘美術館は、草木湖のほとり、渡良瀬川と美しい山並みに囲まれた自然の中にとけこむように建っています。星野富弘さんの作品を原画でご覧になりたい方は訪れてみてはいかがでしょうか。作品のモデルとなった草花たちが、暖かく迎え入れてくれることでしょう。

1991年 5月12日、富弘美術館開館。8月、開館96日目で入館者が10万人を超える。
1994年 入館者が100万人を超える。皇太子ご夫妻行啓訪問。
1996年 本館増築完成。入館者が200万人を超える。
1999年 入館者が300万人を超える。
2002年 入館者が400万人を超える。
2005年 4月、新富弘美術館開館。12月、入館者が500万人を超える。
2006年 1月、熊本県に姉妹館の 芦北町立星野富弘美術館 開館。
2014年 入館者が650万人を超える。
2016年 富弘美術館開館 25周年。
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